メンバー:A山L、T内、H田
【行動記録】
2:50 ベースプラザ出発
3:40 一ノ倉沢出合
5:30 南稜取付き
9:10 南稜終了点
11:30 国境稜線
12:40 肩の小屋
(田尻尾根)
15:20 ベースプラザ
【リード担当】
1P T内
2P H田
3P草付
4P T内
5P~6P T内
6P H田
7P T内
国境稜線に抜けるまでロープ1回 H田
【感想:T内】
前回の幽ノ沢ではびびりまくっていたのに、今回は楽しくて楽しくて、最後まで何回も後ろを振り向きながら登りました。
本チャン初めてのH田さんは、顔はこわばっていたものの高度感のあるピッチをこなしていってすごかったです。
課題→ロープが交差してしまったり、どんどん登りすぎてロープが足りなくなってしまったりしたので、ゲレンデでマルチピッチの練習をする!
のほほんと見上げるA山さんと、真剣な眼差しで私を見つめる本チャン初めてのH田さんが対照的でした。
H田さんがリードしてくれたピッチ(トポだど2P目、5P目)の方が露出していたので楽しそう!次回はそっちをリードしたい!
【感想:H田】
今回本チャンデビューという事で、期待と緊張が入り混じりなんともいえない心境で、これから何が起きるのか不安やら何やらで心の中で整理がつかないままでの登攀となりました。
しかしながら、幸いにも天候に恵まれ(恵まれ過ぎて暑くてバテバテ)、こんな新人の私を連れてきてくれたメンバーに支えられ、無事本チャンデビューをする事ができました。
南稜は岩も安定していてピンを多く快適な登攀でした。
(南稜から国境稜線までが暑くて辛かった。。。)
今まで、谷川南稜を目指しジムトレやバリエーションルートを積んできたのですが、今回をもってアルパインのスタートラインに立ったんだと実感させられました。
これからいろんなアルパインルートに挑戦したいきたく思っております。
■アプローチ・デプローチ (T内)
・雪渓から左岸に渡り、途中で再度雪渓に出て、雪渓からテールリッジはお助けのあるところを渡れました。
・雪渓はアプローチシューズにアルミのチェーンスパイクのようなもので充分でした。
・崩壊は進んでいるものの、シュルンドはなし。
・テールリッジにはずっとフィックスが張られていました。
・南陵の終了点からすぐの登りは、逆層な上しみ出しでスリリング。
・国境稜線に抜けるまで、今回は1回しかロープを出しませんでしたが、ぼろいリングのあるところもありました。
・南陵~国境稜線は、源治郎尾根みたいな箇所もありました。
・最後は半分枯れた笹藪漕ぎではあるものの、踏み跡もあるし、暑苦しいだけで怖くはありませんでした。
・お天気良くて暑くて、登山者がたくさんいたものの、みなさん爽やかそうではありませんでした。。
・田尻尾根を降りる人はいませんでした。足跡が数人分あるくらいです。
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