唐幕・大凹角ルート 2008/8/3

アルパイン(夏)

8/3 唐幕・大凹角ルート/M浦(記)、H原

ひさびさの外岩で唐幕行ってきました。シーズン初めということで入門の大凹角ルートのオールフリー狙いでしたが、支点の腐食が思いのほかひどく、コケもありトップは思いきったムーブはできませんでした。H氏とトータルでは最終ピッチを除いてフリーで行きましたが。

しかし、あんまり人が登っていないのか、特にガイドパーティーが来ていないのかビレイ点も含めてボルト、ハーケンの腐食が著しい。新しい支点は皆無。次回登るときはボルトキッドがあったほうがよいでしょう。カム、ピトン持って行ってよかった。

下半部のスラブじたいは岩も堅いのですが、中間部の藪こぎと最上部の落ちそうな岩がいまいち。

あの支点のぼろさでは10台前半でもトップでフリーする気になれない。落ちたらピン抜けは明白。特に最終ピッチのチムニーの支点が悪い。また最上部に不安定な大岩が他数あって、いつかは落ちると思います。その時下にいたらたまったもんじゃない。個人的にはあんまり勧められるところではないですね。

西稜の懸垂も出だしの空中懸垂の支点がボンバーでなく怖い。あとは良好ですが・・・。

左の畠山+大チムニーあたりが見た目すっきりしているようなので次回に行ってみようかな。夏は暑そうなので春かな。

アプローチはしっかり2時間かかりますね。

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