メンバー:N野L、O田
6/11(土) 晴れ
07:30 トロリーバス扇沢発
07:46 黒部ダム着
09:00 左岩稜取付
09:20 登攀開始
10:45 ルートミス、懸垂下降 ※中央壁登研ルート(?)
11:30 1P目終了点
15:00 大バンドの洞穴
17:00 12P目の途中から懸垂下降
17:15 大バンドの洞穴(泊)
6/12(日) 晴れ
05:00 大バンドの洞穴から懸垂下降
06:30 左岩稜取付~南東壁偵察
08:30 黒部ダム着
丸山東壁の左岩稜は、木登り&人工という泥臭いルート。
トラバースも多くややこしい。
最後まで行くと20ピッチくらいあって、体力とスピードも大事です。
ただ、途中、人工用のハーケンが抜けているので、そこをなんとかしないと突破できません。
今回は出だしからルートミスで、タイムロスしたため、ハーケンが抜けているというピッチまでで終了しました。
・~左岩稜取付
始発7:30のトロリーバスで黒部ダムへ。
崩壊したままの橋が3箇所あり、靴を濡らして沢を渡る。
内蔵助沢出合で、水をそれぞれ3リットル汲む。土日は真夏級の気温らしい。
取付まで、雪渓がちっとも無く、アイゼン不要。去年の同時期は、たくさんあったのに。
中央壁の左端のテラスで登攀準備。
・1P(O田)
テラスからカンテへトラバースしてブッシュを直上。
・2P(N野)
凹角沿いの斜面を草木を掴みながら進む。途中4mくらいの垂壁を超えたところでピッチを切る。
左壁は高く立っており、ルートミスの予感。
・3P(O田)
同様に草木を掴みながら斜面を登る。
やけに時間がかかってるなと思ったら、カンカンカンカン、ハーケンの音。
トポとまるっきり違うので、懸垂で1P目終了付近まで戻る。
・1P(N野)
再び1Pを途中から、IV級の木登り後、左へトラバース。
木の根にスリング、先にテラス、ハーケンも見える。
ここが1P目の終了点の模様。
・2P(O田)
窪んだとこを木登り。
・3P(N野)
人工でカンテを登りテラスへ。
テラスから左へ手がかりの乏しいこわーいトラバース。
大木まで。
・4P(O田)
大木を5mくらいほんとの木登りをし、スラブに乗り移って人工。
・5P(N野)
左にトラバースして、草木を使って岩場を超える。
ルートがよくわからず、適当に登った。
・6P(O田)
ブッシュを抜けると広場へ。
・7P(N野)
スラブの人工。このルートでは比較的すっきりした壁。
途中に足場の悪い終了点があったが、目一杯伸ばしてテラスまで。
・8P(O田)
木登りしていくと洞穴に到着。
ここで15時。
時間的に抜けられないので、ザックをデポして先へ。
・9P(N野)
出だしかぶっていて、乗りあがって直上。キツイ。
洞穴上のテラスでピッチを切る。
・10P(O田)
凹角を登る。ちょっともろい。
登り切ったあとのルートが不明でいったんピッチを切る。
・11P(N野)
左にトラバース後、ちょっとした岩を草木を使って登る。
テラス着。
・12P(N野)
ピンが抜けてて、突破できないかもしれないピッチ。
頭上のハーケンにスリングとカラビナが残置されている。
人工でハーケンが続いていることろまで行って様子を見る。
その先ピンは見当たらず、突っ込むのも怖いので、ここで終了とする。
・~洞穴まで下降
懸垂で洞穴に戻る。
わずかばかりのお酒を飲んで、洞穴内で就寝。
洞穴内、下はゴツゴツしていて痛い。広さは2人分。
・~取付まで下降
4:30日の出とともに起床し、懸垂5回で下降。
洞穴~7P目途中の終了点~6P目終了点の広場~5P目途中のちょい上の立木~3P目トラバース前の終了点(?)~取付
トラバースしたピッチに気を付けて、右へ右へ降りる。
ロープがひっかかりやすいということだったが、大丈夫だった。
南東壁を偵察して下山。
コメント