メンバー:D介L、S見、M田
1日目
0800 針生平 – 1040 末沢本流 – 1430 c1
今回は釣り道具も個人装備にしたのにM田さんは持ってこなかったが魚止め前に泊まって2日目、3日目を早出でこなす段取り。
登山道入り口に車を停めて意を決して外に出るもほとんどアブがいなくて拍子抜け。
針生沢を少し登って柴倉山東側のコルに上がる中間尾根を詰め、なぜか踏み後のある稜線をたどりながら柴倉山から伸びる尾根にある踏み後を使って柴倉沢-末沢川。
途中木々への名前の切りつけが無数にあり、歴史を感じる。
柴倉沢出合には釣り師がブルーシートで小屋をかけているが不在のようで、末沢川を遡行するとところどころにキープされた岩魚が見られる。本流はとても平和な風景。
460m二俣手前で二人組釣り師に追いつき、ちょっと挨拶をして抜かせてもらう。
470m右岸の0m砂地に今夜の宿を定める。
2日目
0530 C1 – 16:30 ”1300” C2
朝も焚き火をして出発。ゴルジュから始まり、滝場が続く。ウデコエ沢少し上ぐらいまで魚影があった。
幕場適地は川前沢手前の河原ぐらいか?
高巻きが必要な滝が少なく、とても面白い。ぱっとみ無理っぽい滝も登ったり、へつったり出来る。
高巻き中、ここらで懸垂…と思ったところに残置があり、二年前のS子さんPのか?といいながら使わせてもらう。
大滝は巻こうかと思ったが負傷者がいるので登れとM田さんが言うのとラインがなんとなく見えたのでロープを出して登る。
1ピッチ目は右手の凹角、スラブを15m伸ばしてピッチを切る。潅木をつたって大滝の二段目にむかって真横にトラバースをして1ピッチ。
大滝二段目から荷揚げ用にダブルロープにして、空身で大滝を水流に向かって登る。(残置ハーケン1本あり。ハーケン1本新たに残置した。)
その後も滝がいやというほど続くがどれも何とか登れてしまう。
大滝からは右俣に入り、予定の1300付近で右岸に平らな場所があったので、切り開いてC2にする。
3日目
0530 C2 – 0640 稜線 – 0810 袖朝日 – 1230 西朝日 – 0840 駐車場
朝も焚き火をしてしまい、少し出遅れる。詰も小滝が連続し、幕場は見当たらなかったので、昨晩の宿は正解だった模様。水涸れ前にそれぞれ水を満タンに汲む。
稜線にでると結構藪がきつく、コレが西朝日まで続くのかとがっかりする。
袖朝日につくと意外や意外、藪が薄い。視界もある。また天気もガスの中になっていてぜんぜん暑くない。
時間はかかるが、笹と草付きを拾って西朝日着。予備日は使いたくないので、わがままを言って当日下山を選択する。M田さんは久しぶりの体力系でつらそうで申し訳なかった。
角楢小屋までなんとかヘッデンを出さずに下りて、ヘッデンで釣り橋を渡って、駐車場。
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