メンバー:LY川、S藤、K、M藤、H田(記)
【一日目】
赤河原の舞姫ノルンゼ横にテントを設営。午後から舞姫ノ滝を登った。見た目の氷結は悪くなさそうだったが実際はシャリシャリ、スカ氷で悪い。
YT川さん、S藤さん、Kさんは真面目にリード練習。一方のM藤さん、H田はトップローパーなのでトップロープで真面目に練習。
テン場に戻り宴会をする事に。
M藤さん、S藤さん、Kさんが酒がないと騒ぎ始める。酒が切れた酔っぱらいトークがダラダラと始まる・・・
【二日目】
予定していた一番星は5人Pでは時間的に厳しいと判断しテン場から近い舞鶴ルンゼと鶴姫ルンゼを目指し歩き出したが顕著なルンゼが見当たらず、七丈ノ滝が見える出合まで来てしまったので、七丈ノ滝を登る事にした。
パーティオーダは、YT川さん、S藤さん、KさんPとM藤さん、H田P。
下部の滝:Ⅳ(S藤)
薄々の氷で悪そう。S藤さんリードで抜ける。二人のフォローが登ると氷に穴が空いてきたので、M藤さん、H田Pは右岸から巻くことに。
七丈ノ滝のリードの順番はジャンケンで決める事に。
各パーティの核心ピッチはYT川さん、H田に決定。
1P目:Ⅲ(S藤)(H田)
緩やかな斜面をドンツキまで。
2P目:Ⅴ(S藤)(M藤)
きのこ氷の段を越えていく。氷が脆く落氷祭りでビレーヤーは落氷を避けるのに必死。最後の乗越すところが氷柱上で足が置けず引き付けムーブで越す。
3P目:Ⅴ+(YT川)(H田)
核心ピッチ。右にトラバースしてバーチカル部に。少し凹角になっているラインをとる。
ただやはりバーチカル。この高度感でこのバーチカルはヤバイ。幸いにも氷結状態はなかなか良い。固くもなく多少の粘り気のあるバイルが決まる気持ちのいい感じだ。
とにかく必死でくらいつく。バーチカル部を超えると多少斜度が落ちると見ていたが、その先も立っている。一部氷が薄い箇所もあり緊張が続きながらトップアウト。
【下降ルート】
右岸立木から60mいっぱいで1P目終了点まで。
そこからアバラコフで取付きまで50m。
下部の滝は右岸立木から。
【感想】
はじめての戸台でこれまでの八ヶ岳の氷爆とはスケールが違って見た時はビビリモード。
ただスケールが大きい分、登りごたえは十分。象の鼻は下までつながってなかったが登攀意欲をそそられた。
戸台エリア、まだまだ奥深そうだ。
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