メンバー Y田(L)、M上、S田
頸城:金山~火打山(金山手前で中退)
2/9くもりのち雪
9:00小谷温泉→13:00南西尾根1476m→16:20 2025ピーク左肩(C1)
2/10雪のち曇り
(朝停滞)12:40 C1→15:30 1476m→16:30中海川湿地(C2)
2/11晴れのち曇り一時雪
5:45C2→7:00雨飾南尾根取付き(荷物デポ)→8:40 1510mピーク
(トレースここまで)→10:20雨飾P2→11:40南尾根取付き(デポ回収)
→12:50小谷温泉
2/9
スキーバスで八方のバス停前ローソンまで朝入り、
そこからテケテケと歩くこと15分ほどで白馬駅。
ここからローカル線の旅で南小谷駅。
予約していたタクシーに乗りむと小谷温泉の山田旅館前まで行ける。
ここが今回のスタート地点。
しばし林道を進んだのちスノーブリッジを渡って金山の南尾根に取
り付くも、急傾斜の上に新雪がわずかに載った下はゴリガリの雪面。
かなり悪戦苦闘しながら尾根に乗り上げる。
その後も雪面の状態は悪く、遅々として進まない。
標高1500を超えるあたりからようやく雪が落ち着いてきてまともに
進み始める。
前回(2年前の3月)に来たときはクラックがひどく て落ちまくりだったが、
今回はそうでもない。
左から尾根が合流してくる場所では低めの場所を狙って雪庇を超えたが、
足元の雪が気持ち悪く崩れそうで嫌な感じだった。
その後、風が強くなりやや視界も悪くなってきた。
金山直下までは時間切れで厳しそうだったので2025ピーク手前で
風下斜面の木の陰で穏やかな吹き溜まりにテントを張る。
雪稜の時は飲んでテントを出ると落っこちそうな場所が多いので
癒しのテン場だ…と思っていたのだが。
2/10
30分寝坊して4:30に起きてみたが、とりあえず風と雪がすごい。
三上さんが沢寄りに寝ていたのだが積雪でかなり押されているらしい。
除雪にでりゃいいのに…
とりあえず装備を固めて出てみると、入り口の半分くらいまで の高さまで
雪が積もっている。
除雪して外に出てみるが暗闇の中、吹雪がすごい。
テントの周囲をとりあえず除雪して用を足してから雪まみれになって
テントに戻る。寒すぎ。
夜のうちに風向きが変わったらしく、風はテントにかなり吹き付けてきていた。
朝飯食ってから外の様子を伺うも視界はほとんどなく風雪強い。
諦めて二度寝する。。
(あとから調べると山麓でも50cm程度の積雪があったらしい)
…そして11時ごろ、少し風がマシになって視界が出てきたので
このまま停滞しててもしょうがないので往路を戻ることにする。
テントを撤収して滑っていくも、かなり雪が増えている。
傾斜のあるところは楽しく滑るも、傾斜が落ちると下りラッセル…
を繰り返しながら降りてゆく。
下まであとち ょっと、の樹林の中(昨日はアイスバーンで苦戦したあたり)
にかなりいい雪があって楽しすぎた龍玄が尾根を外して滑りすぎてしまい、
予定外の方向へ降りてしまったが
この時には翌日、雨飾P2を目指すことにしていたので、さほど問題では
なさそう。
疎林の広々とした湿原でテントを張る。穏やかな夜だった。
2/11
少し早起きして暗いうちにシールを貼って動き出す。
雨飾南尾根の取り付き手前で小谷温泉からのトレースを見つけ、
台地上へ宿泊装備をデポして身軽になって尾根に取り付く。
序盤はモーレツな登りだが先行トレースにかなり助けられる。
トレースの主のテントが途中に設営されていた。
1500m過ぎたあたりで先行パーティとすれ違う、
どうやらこの少し先の ピークまで しかトレースはないらしい。
(ちなみに見たことのあるトマの女性でした)
その先は我々だけでトレースを伸ばしていく。
帰りのバスやら電車の時間から逆算して10時引き返しという話だったが、
けっきょくP2まで行ってしまって30分ほどオーバー。
下りは往路を戻ることにしたのでさほど苦労なく、
最後は右手の沢へ落としてデポ地点まで戻った。
あとは先行の人たちのトレースを使って小谷温泉へ。
感想
まぁエンジョイファーストなら日帰りスキーに転進な予報だったが、
このメンバーでテント生活や重荷山行はどうしてもやっておきたか
ったので入山。
案の定、ぜんぜん進めませんでした。
(というか進んだら帰れなかったんじゃ…)
雨飾で会ったTマPは日曜入山だったが雪が深すぎて届かなかった とのこと。
そう考えると降雪がある前に山に登ってラッセルなしで激パウ楽しめた
我々はラッキーだったのかもしれない。
雨飾P2は先行トレース様様だったが、
どこもピーク踏まずに帰ってくることにならなくてよかったなぁと。
このメンツで3月に知床行くので、まぁいい練習になりました。
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