[メンバー] NG野(ぶなの会)、S木(杉並労山)、Y岡(東京雪稜会)
1/25 善五郎の滝駐車場~善五郎の滝
1/26 上松Bコース登山口~奇美世の滝
事前調査で凍っているという善五郎の滝と、事前調査では悲惨な有様だった奇美世の滝へ行ってきました。
どちらの氷瀑も初めて行きました。
■1/25 善五郎の滝
善五郎の滝は観光地で、スノーシューで行く氷瀑巡り的な観光客の方々が次から次へと訪れていましたが、アイスクライマーは7名だけ。
ゴーゴー流れてる滝で、右端が凍って登れる状態でした。また、右横に小滝があって別パーティが登ってました。
水しぶきが凍った空洞のある氷で、スクリューは決める場所を選ぶけど、グレードはマイルド。
■1/26 奇美世の滝
奇美世の滝は登山道の途中にある滝で、アプローチはラッセル無しで1時間半くらい。
氷化した高い岩壁に囲まれたところにあって、なかなか見事。
ところが、奇美世の滝に近づいてみると、悲惨な状態。
でも、右の氷瀑はところどころ穴が空いてたりするもののなんとかなるかも(?)
逡巡してると、上部から小型冷蔵庫くらいの氷の塊が轟音とともに降ってきて、みんな唖然。
帰ろうか迷ったけど、せっかく来たし、奇美世の滝の右の氷瀑に取付いてみることに。
Y岡さんが「リードします!下半分だけ!」とひょんなことを言うので、20mくらいの滝を2ピッチで登りました。
下部は右側ラインを真っすぐ登り、バンド状まで。
上部は左側の氷柱を登り、右上して、抜け口は、左側に氷があるので、トラーバスして抜けました。
リード時はドキドキでしたが、トップロープを張ってからは、長さもあって、中間上部の氷柱も立っていて、楽しめました。
冷え込みが続いたときに、また訪れたいな。