戸隠縦走 P1尾根-八方睨み 2010/10/20-21

登山・縦走

●10/20 アプローチ
18:00長野駅-19:10宝光社バス停下車-19:35上楠川橋-20:00林道終点(ツェルト泊)

登山口と下山が別々の場所であるが、奥社までの往復切符の方が安いとの事。往復2,400円。
靴紐がちぎれそうだったので、駅前(善光寺口)のICIに立ち寄る。最近ビルがリニューアルして2階に移動している。
川中島バスに1時間ほど揺られて移動。真っ暗なバス停に降り、どんなところか判らないまま登山口まで急坂を下る。
2本目の橋が目的の上楠川橋。手書きのルート図看板、登山ポストあり。駐車スペースも問題なし。
公民館の脇から林道へ入り、終点まで約30分。

●10/21 曇り時々雨
5:20発-6:00二俣-6:20天狗原-6:50 1,300m付近P1尾根末端
-10:10 P1頂上-10:40西岳頂上-11:30本院岳頂上-13:10八方睨み頂上
-14:40奥社-15:15奥社バス停

まだ雨は落ちてないけど、天気予報は昼前まで雨。
日本海側は比較的雨は少ないという予報を信じ、薄明かりの中出発。
途中、1箇所暗くて道を失うが、基本しっかりした登山道で判りやすい。
段丘上を行く樹林帯の道は、積雪期にはどこでも歩けそう。
天狗原までの道は地形図とエアリアとで異なるが、後者が正解。

P1尾根は1,300m付近から急登となり顕著な尾根になる。
大きな杉の木帯を過ぎると尾根は細り1,425m付近で最初の岩場。ここでハーネスを装着。
ここ以降岩場や急傾斜には鎖が連続しだす。基部をトラバース後チムニー1ピッチ。
登山道は尾根を左右に跨ぎながら側面から鎖場を繋げているが、多分雪がかぶると判らない。
1,700m付近、熊の遊び場。
1,880m付近、無念の峰。
地形図では判らないが、ここからが最後の核心部。
5m程であるが垂直に切れていて、スタンスの乏しい壁を鎖にシュリンゲを掛けたまま2mトラバースし、鉄ハシゴで下る。
直ぐに蟻の塔渡り。無雪期なら足場に問題なし。中間部にリングボルトとRCCボルトあり。
最後に鎖場の2ピッチ。ここはクライミングの範疇。
最後は頭まで覆う笹をくぐり、ピークへ到達。

ここまで見る限りテンバ適地は1,400m付近、1,500m付近、1,600m付近、無念の峰付近。
その他にも切り崩せる場所が出来るのかも。今回はロープ出さなかったけど、冬はほとんど雪壁でしょう。イッパイ出す事になりそう。

八方睨みまで、縦走路での難所は2箇所。
①西岳~コル間。鎖はあるが危険。今回唯一ロープ出した箇所。懸垂15m。上りでもロープ出すかも。
②本院岳からの下降ルーファイ

八方睨みから奥社への下降も厳しい。P1より尾根が太い分、トレースが無いとルーファイは難しいかも。懸垂の連続になりそう。

 

 

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