「ポテチは別腹」
ダイエットは永遠にできそうもないクロです。
同じく新人会員のトジーからどうやらバトンが回ってきたようなので、
共にジム通いする同志として繋いでいこうと思います。
とはいえ、
山で食べる食事といえばカップ麺。な私。
テント泊山行ならテント係の方が多い気がする私。
山ご飯とは…………………
正直無縁です。
(食べる専門です!)
とはいえ!
回ってきてしまったので頑張って作ってきましたよ。
変なとこだけこだわる性格なので、
ちゃんと山ご飯は山頂で作らないとな。
と思って縦走(1日11時間行動)したら
時間が足りなくて、
結局下山後に山小屋で作るというオチから始まる
くだらないトークにお付き合いください。
というわけで某土曜日。
なんだかんだ久しぶりの純粋なる山歩き11時間を無事終えて、
ヘトヘトになった私は、
無駄に16km持ち歩いた材料とコッヘルを広げる。
この材料。
作るのはご飯ではなくスイーツである。
というのも、
小学6年生時の将来の夢はパティシエだった私。
今でも記念日にはケーキやクッキーなど色々作るのが趣味だったりします。
山で作ることを想定してたので、
リンゴは家で切っておき、
持ち運びのしやすいスティックシュガーに、マーガリン。
そして常温保存のできる豆乳を用意。
まぁ残雪期の山ならあまり気にしなくていいのでは?
と思うけれども。
さて、早速調理開始。
冬に使えるゴトクは持ってないので先輩に借りて、
単独山行用の1人前コッヘルでがんばります。
これでも持ってる道具の中では1番大きいんじゃい。
ギリいけるっしょ。と持ち前の楽観的思考をぶちまけ、
フライパンにマーガリンと砂糖を入れるといきなり黒焦げに。
(いきなり余裕がなくて写真がありません。苦笑)
チタンニウムって温まりやすいんですね。
実はこれ、今日初めて使いました。
キャラメルにするんだから多少の焦げはOKっしょ。
とか思っているとどんどん黒い面積が広がっていくので、
焦ってリンゴ投入。
しかし時すでに遅し。感が否めません。
リンゴにキャラメルを絡ませながら、
その間に生地を仕込みます。
ホットケーキミックスと卵と豆乳を混ぜ合わせて、
ちょっと焦げた匂いのするフライパンに投入!
ほんとにギリギリ、、、
というかなみなみのフライパン。
表面張力を明らかに使っています。
(焦っているので写真がありません)
でもこれから蒸し焼きにしないといけません。
なので、蓋の代わりにステンレスのお皿を被せていきます。
うん、ぴったり。
と思ったのも束の間。
膨らんだホットケーキミックスのおかげで、
生地がフライパンから吹きこぼれてきました。
しかし、ここで火を止めるわけにはいきません。
フライパンの隙間からは煙がモクモクと立ち込めています。
それでもまだ、火を止めるわけにはいきません。
ぽたぽたぽたぽた。
ガスの周りには生地の水溜りができてきました。
それでもまだ。
火を止めるわけにはいきません。
(余裕がなくて写真がありません…)
山荘のオーナーさんも見守る中、
固唾を吞んで私もフライパンを見つめます。
「なんか焦げ臭くない?」
先ほどから気づいてはいたものの、
気のせいだと思いたかった言葉をかけられ、
まぁ予定より早いけど、と
ようやく火を止めます。
そして蓋の代わりにしていた皿にひっくり返します。
(このケーキはこの行為のために「アップサイドダウンケーキ」と呼ばれています)
まぁもちろん綺麗にフライパンから生地が外れるはずもなく、
何度も振ってやっと剥がれたのがこちら。
もうリンゴが炭になっています。苦笑
これではリンゴの炭ケーキです。
部分によっては美味しく食べられる部分もありましたが、
全体的に焦げた煙で生地全体が燻されていたのか、
なんか苦い…
と口に出さずにはいられない完成度。
まぁなんとか完食し、
焦げたフライパンはなんと見守ってくれたオーナーさんに洗って頂き、
なんとかことなきを得ました。
山で美味しいスイーツを作る日は遠そうです。
言い訳ですが、
山じゃなくて、家のオーブンとか使えば美味しいスイーツ作れるんですからね!!
(完全にただの言い訳)
さて、2回目にしてだいぶハードルを下げまくったので、
心地よく次の方を指名させていただきましょうか。笑
といってもまだまだ面識のない方の方が多いんですが…
狩猟免許を持ってるY川くん。
ジビエな山ご飯期待してます!
そして指名拒否をされた時のためにもう一名…..
我らがビックワン!
一緒に行った時の山ご飯が美味かったので、違う山ご飯も見てみたいでーす。
ではでは。
お粗末さまでした。
クロ
コメント