[メンバー] NG野(記)、クロスケ
4/10 6:15 赤岳山荘~ 7:45-8:40 赤岳鉱泉~ 10:20 文三郎尾根途中~ 10:45-11:15 赤岳ショルダーリッジ右取付き~ 16:30-16:45 稜線~ 16:55-17:00 赤岳山頂~ 18:30 赤岳鉱泉
4/11 6:50 赤岳鉱泉~ 8:45-9:00 大同心北西稜取付き~ 14:20-14:40 大同心ドームの頭~ 15:40 硫黄岳山頂~ 17:10-17:45 赤岳鉱泉~ 18:50 赤岳山荘
良く冷え込んだ週末、ほぼ雪の無くなった雪稜ルートを楽しんできました。
よい天気で風も弱い登山日和でしたが、閑散としていて、とても静かな八ヶ岳でした。
■赤岳ショルダーリッジ右

中央に見える貧弱な氷瀑が赤岳沢左ルンゼで、ショルダーリッジはその左です。

雪はよく締まっていたが、岩が出ているところは脆く、慎重に行きます。

遠目で目指した取付きも、近づくとよく分からなくなり、右往左往して、ここなかなーというところから登りだす。
1ピッチ目は、出だしがちょいと難しい。
プロテクションは主に残置ピンに頼り、カム類各種持っていったものの決めづらかった。

2,3ピッチ目は歩きで中間部の岩峰へ。
どこを登ろうか探ったのち、右に回り込んだところの易しそうなラインを、脆いよーと言いながら登りました。
落石頻繁でした。

5ピッチ目以降は易しく、8ピッチ目で稜線へ。

良い子はテントに帰る時間、もはや誰もいません。
赤岳鉱泉に戻ったのは18時半、日が暮れる直前、日が長くなりました。
■大同心北西稜

ピナクルに向かってチムニー状を登ります。
岩は比較的安定しています。
ここを抜けた後の2,3ピッチ目はリッジを回り込むように歩きで登る。

上部で、右上するんじゃないのーと叫んだのですが、真っ直ぐ悪い草付きを登っていくクロスケ。
真っ直ぐな性格だからだそうです。。。ハイハイ。

凹角状を登る。
上部は草付きで、プロテクションが取りづらく、ランナウトを我慢する恐ろしいピッチです。

右に回り込んで凹角を登る。
このピッチから日が当たり寒さが緩む。
次の7ピッチ目はほぼ歩きでドーム基部まで。

薄被りのクラックでワンポイント少々難しい。
それをこなせば、ドームの頭へ抜けて終了。

硫黄岳からは大同心北西稜がよーく見えました。
下降は、大同心稜を下ることも出来るけど、硫黄岳回るもなかなか良いもんです。
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