手を出すのが早ければ、
口を挟むのも早い。
けど登るのは…(ちょっと?いやかなり??)遅い。
どうも、実力と山行が見合ってない気がするクロです。
なんと!
このシリーズもついに2桁まできました!
会報係とかもやってるのに、
ブログも頑張る私、会の貢献率高くないですか。笑
(自分で言っちゃう人)
さてさて、
だいぶ雪も氷もなくなってきて、
唐突に、アルパインのシーズンがきました。
会に入る前から、
漠然と「アルパインクライミング」
に対する憧れが強かった私。
いざ、向かった初アルパインは、
「え。これどこ登るの?」
「落ちたらアウトな本気のやつじゃん」
という言葉が思わず口から出る始末。
いや、それがアルパインですよ?
事前にジムであぶみ練習とかして頂いたにも関わらず、
初めてのアルパインでわからないことも多く、
ピナクルってなんですか?
リッジってなんですか?
ルンゼ?フレーク?フレア?
知らない単語が飛び交う現場でした。
(全部聞きました。)
まだ持ってない道具ばかりなので、
「これどうやって使うんですか?」
とその場で教えを乞うプロテクションの類もあったり。
(基本の基くらいはもちろんわかるけど)
取りつく岩の脆さや、支点の乏しさ。
より簡単なラインを見つけ出すためのルートファインディング能力。
まさしくクライミングの総合力が試されます。
いや、総合力も何も
経験値ほぼ0、レベル1の人間にどんな総合力があるというのか…
(あるのはサッカー歴10年で培ってきた運動神経だけ)
まぁ、なんだかんだ「怖い怖い」言いながらも、
大概ノーテンションだったり、エイドなしで行けることの方が多いので
(※5.9以下の優しいルートに限る)
多分、実力には見合っているルートなんでしょう。
(冒頭と言ってることが違うとか言わないで)
だとしても5m以上のランナウト、
1個下の支点に対する信頼感のなさ。
からくる、
「絶対に、絶対に!!落ちられない…!!!」
感は、たまりません。
これぞ、アルパインって感じ。
…とはいえ、
落ちる時は、人は当たり前に落ちることをよく知っている私。
無理だと思ったら、大人しくエイドすることも必要だと学びました。
まだまだ余裕のあるクライミングはできてないですが、
(夢中すぎて登った途端にその記憶が飛んでる)
こういうのは数も大事だと思うので、
たくさんアルパインとかマルチピッチとか、
長い登攀しに行きたいです。
(死なない程度にね。苦笑)
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