4/4(日)
8時半始発に乗って、西穂山荘に9:40。先週は雨もあったらしくここからの稜線は雪が固く、ベルグラやガチガチのアイスもあり刃が丸くなったアルミアイゼンではとても頼りない。
一度は滑降を諦めてスキーをデポしたが、カモシカ沢の様子を見て可能性があると回収に戻る。ここでロス40分。
独標には10人くらいの韓国人登山家達がおり、立派な服装でひたすら記念撮影。
2800m付近で休憩していると、目の前を下降中の男性が滑落。ずいぶんと流されたが幸い広い沢で障害物もなく、止まった様子。仕方なくスキーを置いて救助に向かう。特に怪我もなく、自力で登って下山できるとのこと。ベルニナ山岳会の方だった。稜線までの標高差160mの上りはきつかった。約1時間のロス。
西穂ピークに13時。手前の西穂高沢はエントリーしやすい地形。雪質は固いものの、自分の技術ではなんとかターンできる限界の斜度と雪質か。まあ滑れないことはないので滑降開始。
中間部以降はデブリ処理が大変。そもそも時間がないもののとてもトラバースして前穂へ迎えるような状態ではなかった。
上高地に14:40、釜トン出口に16:20。タクシー3,500円で平湯バスターミナルに戻って車を回収。
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