吾妻連峰 中津川本流 2024/7/13-14

沢登り

メンバー:Y本(L)、Y田、M尾、I橋(記)

7/13日(土) 6:10中津川渓谷レストハウス – 7:00入渓(中津川の終了点_秋元湖との境界) – 8:40白滑八丁
9:50魚止の滝 – 16:00幕営地(Co.1280)
 14日(日) 5:10幕営地発 – 10:00朱滝 – 12:50登山道 – 17:10グランデコ駐車場

 この週末は全国的に天気が悪いものの、東北の方は少し回復傾向にあったこと、せっかくの3連休なので3日必要な沢として中津川を遡行した(結果的に1泊2日で抜けた)。白滑八丁がとてもきれいだったが、登れない大滝の大高巻きと、非常に長いゴーロ歩きの沢だった。そして中津川本流を湖から遡行でき、sea to summitみたいだった。

1日目:晴れ時々曇り

 旧林道を使って入渓点まで移動。林道の面影が分かりづらいが、道路からゲートの名残があるのでそれが目印となった。入渓は中津川の終了点、秋元湖に流れ着く場所からのスタート。

 白滑八丁がとても奇麗な沢だった。また、支沢が本流に合流する際、立派な滝で合流する箇所が多かった。

 魚止の滝は左岸からの巻き。沢へ戻るのに足場が悪く、お助け紐で5m懸垂下降した。これはメインロープで沢床まで懸垂下降した方がよかった。東京電力取水門でも左岸からの巻き、これは簡単に巻けた。

2日目:晴れのち曇りのち小雨

 3時に起床、5時過ぎから行動開始。幕営地からいきなり高巻き。行動開始直後の高巻きは2時間もかかった。これまで30分以上も高巻いた経験が無く、また、高巻き×藪漕ぎの経験もないなかで、藪を漕ぎながら120m程度も上がり、藪を漕ぎながらのトラバース、藪を漕ぎながら標高を下げて、最後は足場が悪い中で懸垂下降と、朝一から大変だった。

 その後に出て来た滝(写真下)は、右側の水の細いところを水流沿いに登った。リードはY本さん。ヌメっていたが、ホールドはあるので慎重に登った。

 その次の滝は取り付きまで泳ぎが必要だった。実戦での泳ぎは初めてだったが、問題なく泳ぐことができた。

 そして一番大きな朱滝。これも登れないので高巻き。これはたった(?)の1時間で高巻けた。この藪も深く、辛かった。

 その後はひたすらゴーロ歩き。ツメ近くになっても沢登り定番の小滝の連続もなく、いつのまにか登山道に合流。

 西吾妻山はトラバースすることもできるが、せっかくの百名山という事で、西吾妻にも登った。前情報通り、展望のない山だった。

感想

序盤の白滑八丁がとても奇麗な沢だった。さすが百名谷。ゴーロ歩きの時間帯がひたすら長かったものの、側壁からの滝がとてもきれいで素晴らしかった。

 長い長いゴーロ歩き、登れない滝、更には大高巻きで好みの別れる沢。経験の無い私からすると、泳ぎも藪漕ぎも実践でき、景色を楽しみながら良い練習となる山行だった。ただ、藪を漕ぐのが精いっぱいで遅れがちで、今後も練習を重ねてスムーズな遡行(高巻き)が出来るようにしていきたい。

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