国民宿舎妙義7:30~稜線11:30~谷急山12:00~三方境14:00~国民宿舎妙義技16:00
◆S藤A子
今回のメンバーは皆、妙義は初めて。
期待に胸を膨らませ、出発!滝はどれも難しくなく越えられる。
小ぶりながらナメも続いてとてもきれいだ。
稜線に出て妙義山最高峰の谷急山に登る。
中国の桂林のような岩峰が目の前に広がる。
ガスがかかっていて、展望が今ひとつなのが残念だった。
ところが、核心部はこの後だった。
谷急山から三方境まで7つものピークが連なり、痩せ尾根のアップダウンが続く。落ちたら即死だ。
沢よりずっと恐ろしい!鎖もない一枚岩を下ったり、ヤセ尾根の急な下りでは懸垂下降する。
やっとの思いで下山すると、さらなる核心が待ち構えていた。沢靴にヒルが何匹もニョロニョロうごめいている。
靴下を脱ぐと足にもニョロニョロ。ふくらはぎは血がダラダラ、流血の惨事!
家に帰ると、沢靴の中や台所にもニョロニョロ!!は何日も続きました。
山での嫌われモノと言えば、アブとヒルだ。
では、どっちがNO.1? オカルト的な恐怖感では、ヒルが筆頭に挙げられるだろう。
【オカルト1:突然出現】
沢でのアブほどうざいものはない。頭のてっぺんから足先まで、膨大なアブが黒々とたかる。
でもアブは手で叩きつぶせば、簡単に死に絶える。
それに比べ、ヒルの動きは予測不能。意外な場所に、突然、現れる。
しかも、喰らい付いたら離れない。殺すには火攻めにするしかない。
【オカルト2:流血惨事】
アブでもヒルでも噛まれた跡は、痒みが長く続く。アブの噛み跡は、少し腫れるだけ。
一方、ヒルがはがれ落ちた跡は、長い間、血がダラダラと流れ続ける。
お風呂の床まで血がしたたり落ち、尋常じゃない。不気味~!!
【オカルト3:家宅侵入】
山の後片付けをすると、ビニール袋にアブの死骸が入っていたりする。ヒルに比べればかわいいいもの。
一方、ヒルは持ち帰った沢靴の中でも、ニョロニョロとうごめいている。
洗濯カゴや台所にも、クネーッと登場する。
◆S口M恵
妙義は初めてだし、そこを沢から登れるのは楽しみだった。
山容は岩がじぐざぐ、まるで作り物のようである。
沢は問題なかったが、縦走路に出てから一枚岩のスラブやら足元切れ落ちた細い道の連続でこちらが大問題だった。
エアリアに載っているので、ハイキング客も来るだろう。雨でも降ったらイチコロだ。
次の問題はヒルだった。だいたい脊髄のない生き物は見た目よろしくない。血を少々献上するのは仕方が無いとして後々までかゆいのはいかがなものか?吸われたのは今回が初めてだ。
ヒルを医療用に使用するとのニュースを見たことがあるが、その場合この痒みにどのように対処しているのだろうか?
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