丹沢 勘七ノ沢~源次郎沢下降 2012/10/21

沢登り

7:30頃大倉バス停 →8:30頃二俣 →8:55準備して勘七の沢入渓 →10:20 F5通過 →10:45 940m付近左岸の支沢に入る →11:12大倉尾根登山道に出る →11:30花立山荘着 →11:50山荘出発 →13:50戸沢駐車場着 →14:15駐車場出発 →15:18大倉バス停

大倉バス停から鍋割山方面に向かい、1時間程林道を歩く。予想より気温が高く、汗をかく。
二俣と呼ばれる地点で装備を揃え、勘七ノ沢に入渓。

5分程で小草平の沢を分ける二俣となり、そのすぐ先にF1。
見た目は立っているが、残置スリングもありサッと通過。その後、堰堤を交えて滝が連続する。
ロープは不要だが、それなりに登った感を得られる滝であり、なかなか楽しい。

ほかに入渓者は見当たらず、二人でサクサク進む。
やがてF5に突き当たる。まっすぐストレートに落ちる綺麗な滝で、トポには12mとある。
実際は10m程だが、ここはロープを出してN野さんリードで。ロープを使えば、それもまたロープワークの練習になる。
二人で手順を確認し、水流左にあるボルトで支点をとって登る。続いてセカンドのN島。
コールでちょっと意思疎通にミスがあったりしたが、概ね問題なく通過。

その先はミニミニゴルジュを通り、3m小滝を過ぎたところ、940m付近で左岸の支沢に入る。
ガラガラの沢を登り、関東ロームでズルズル滑る植林帯を登り、30分弱で登山道の1128mピーク付近に飛び出す。
そのまま大倉尾根を花立山荘まで登るが、天気が良いためハイカーがたくさん歩いている。

山荘で休憩後、次は源次郎沢の下降だ。
山荘のトイレ脇から薮に入っていく。地図を見て、小尾根と小さい谷を越して本流と思しき谷を下降していく。
やがて涸れ滝が現れ、慎重にクライムダウン。
詰めの部分なので結構立っているうえに、ガラガラの石だらけで、登りよりかなり神経を使う。

やがて水流が現れだすと傾斜が緩くなり、快適に下降していく。
F6は垂直に近い傾斜なので、残置ボルトを支点にして懸垂下降8m。
それ以外はロープを使わず、二人でサクサク降りて、2時間程で戸沢の駐車場に到着。
大倉まで1時間程林道を歩き、ハイカー満載のバスに乗って渋沢駅へ。
東海大学前の温泉に入り、軽く1杯引っ掛けて帰宅。

勘七ノ沢は1級上なので、とても簡単に感じた。
今回の沢では、自分たち新人だけで、リードでの支点工作やロープワークの練習、それも残置ハーケンがないようなところで、潅木などから中間支点を取るような、自分で考えてルートを決めるといことをできればと考えていた。

今回は有名どころに行ったので、考えていたような訓練はできなかった。
もう少し難しく、支点整備がない沢のほうが良かったかもしれない。
もう何回か今回のような練習を兼ねて、自分の想定が練習できる沢に入りたいと思う。

ぶなの会

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