屋久島 淀川~ビャクシン沢遡行 2012/8/17-19

沢登り

・メンバー:K田、F澄(他会)
・コースタイム:
(1日目)沢津橋から入渓06:30~石塚小屋沢分岐12:00~淀川小屋13:30
(2日目)淀川小屋07:30~中俣08:00~湯泊歩道11:40~花ノ江河12:00(大休止)~石塚小屋13:30
(3日目)石塚小屋05:30~花ノ江登山道Co1350付近からビャクシン沢入渓08:00~源頭付近10:00~沢下降開始10:00~花ノ江登山道Co1350付近12:00~花ノ江登山道~屋久杉ランド出口15:00

●8/17(金) 淀川(屋久杉ランド~淀川小屋)晴れ一時小雨

序盤、キレイなナメが続きます。
やがて直径5m位の大岩がゴロゴロ現れて、岩と小滝をのっこすのに時間を要しました。
簡単なボルダー・ムーブですが距離が非常に長いので疲労します。
いい加減にうんざりした頃。。。 
突然 「!?」
私達は、美しい不思議な世界の入口に入り立っておりました。
淀です。(この美しさを語るのは難しいので省略っと。)
私とFは、腰まで水に浸かり、ウットリしながら美しい世界を前進しました。しあわせ~♪
このまま目的地まで辿り着ければ良いのに!という願いはむなしく、1km位進んだ頃でしょうか?
またしても、長~いボルダー・エリア。。。疲れます。(勘弁してください~!)
そして淀(わぉ!♪)
基本的にはこの「アメ&ムチ」の繰り返し。

やがて、石塚小屋沢との出会い手前で15mの滝、その先も滝が続いている様ですが、登れないので右岸を高巻きました。
人気の沢だけあって、踏み跡がしっかりとついておりました。
石塚小屋沢の出会いを過ぎて、静かな淀をゆるゆる進みますと尾之間歩道に架かる橋が見えて来ました。
橋の右岸を上がって、本日の遡行終了!
そこから3分で淀川小屋!本日のお宿です。
長い長~い遡行でした。

●8/18(土) 淀川(淀川小屋~湯泊歩道~花ノ江河~石塚小屋)晴れ一時小雨

相変わらずのナメラの川床、淀、そして原生林。素晴らしい!
やがて、ナメラの小滝達。とても楽しい!
それを過ぎると二俣のとなり、私達は中俣を目指して右へ。
源頭ではいささか迷いまして、地図やGPSとにらめっこ。
時間を要しましたが、無事に湯泊歩道へと辿り着くことが出来ました。
しかしこの道。歩道という名のケモノ道なのでは?
まだまだ時間がありましたので、花ノ江河周辺でマッタリしてから石塚小屋へ。泊。

●8/19(日)ビャクシン沢(上流)晴れ一時小雨

淀川で大満足!した私達は、「もはやこれ以上の感動はいりませ~ん。」と言いたいくらいでしたが、せっかく来たので行く事にしました。
花ノ江登山道を下って入渓点を探します。
入り口は直ぐに分かりました。いかにも美しい、入り込みたくなる魅力的な姿。
こちらは、淀川とは全く違った美しさです。
ホワホワの高級グリーンカーペットを敷き詰めたナメラが続きます。
緑の沢。源頭には原生林。
どこまでも続くナメラは、その先の青い空まで登っていけそうな気持ちになりました。
「天国へつづくナメラ」との噂に、偽りなし!
ここで遡行終了の予定でしたが、あまりに楽しく緩やかな沢でしたのでそのまま入渓点まで沢下降しました。
一度だけ懸垂下降をし、快適に楽しく下降できました。

屋久島の沢は始めてでしたが、どちらも初級者レベルの癒し系沢でした。
ですが、景観美は極上です!!!
一番心配していた天候にも恵まれまして、スバラシイ3日間を過ごすことが出来ました。
ここへ来るまでに力をかして下さった方々に大感謝です!

ぶなの会

ぶなの会

労山(日本勤労者山岳連盟)加盟 ぶなの会の公式HPです。

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

アーカイブ
TOP
CLOSE