メンバー:Y田川、O田
◆5/4(土) 晴れのち雪少々
前夜に八方尾根駐車場に着く。本日は八方池ベースまでなのでのんびり起きて準備。
ロープウェイ、リフトを乗り継きあっというまに八方池着。
尾根上は風が強く尾根南側の窪地を見つけて幕。午後一からアルコールで至福の時。
◆5/5(日) 快晴
2時起、3時発。八方沢を下り唐松沢床へ。唐松沢を登り返しⅠ峰尾根取り付きへ。
尾根には右側の側面から上がる。取り付き発5時。尾根上に上がるとはやりナイフリッジ。
シュルンドの上にGW前半の雪が積もっている状態。適宜ザイルを出して進む。
Ⅰ峰尾根は全体的に不帰沢(右側)は切れていて堕ちたらアウトの斜面。一方唐松沢(左側)なら即致命ダメージにはならないかも、といった傾斜。
ゆえにビビリながら、「堕ちるなら左に行くのでよろしく!」と連呼してYさんに何度も笑われた・・・・・・。
断壁は取り付きが大分埋まっているのか高くなっていて問題なし。ピンも古いが豊富、念のためのカムも決まるので使用。むしろ断壁上、ブッシュもない急な雪稜のほうが不安定で恐ろしい。
断壁上部2Pを登れば Ⅰ峰ピーク直下まではナダラカかと期待していたが、リッジや不安定な雪でザイルは外せずほぼスタカット。
ようやくピーク直下、最後の登りはブッシュが豊富な登りが1Pでひょっこり稜線に出てお仕舞い。終了は15時40分。
春雪の上にGW前半の降雪が乗ってかっており、なかなか登り甲斐がありました。
ピークを踏んでさてさて帰路だが、稜線通しで唐松岳経由だとこの着雪のために時間がかかりそうなので、Ⅰ・Ⅱ峰間ルンゼを下ることにする。
心配の雪崩もこの時間には快晴からガスが出てきたこともあり、雪の状態も安定しているので安心してくだれた。
だが、苦難はこの後にあった。
唐松沢床から八方池の登り返しは標高差500m弱。
帰幕タイムは20時45分と相成りました。登った後のアルコールでさらに至福の時。
◆5/6(月) 快晴
のんびりまどろんで寝坊して下山。
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