L M中K哉、K寅A
0435道の駅三富-0755東俣出合-0830両門の滝-1040ミズシ沢出合-1330ポンプ小屋(装備解除)
今回沢登り2回目のK寅さんと初山行だが、ワンポイントストレスをかけて日帰りで釜の沢東俣を遡行することにした。私自身もブランクがあるのでそのぐらいからはじめようと思っていたからである。
釜の沢に含ましめられるバリエーション登山的要素は余すことなく立ちどまって勉強していく。
千丈のナメでフラフラしていたK寅さんも最後のツメでは割かし安定したところに足を置いていた。
迷い沢の出合のところでは水線を杜撰にひいており、逆に迷い沢に入りかける。
(迷い沢の出合最高!ここはやはり大変勉強になります!)
ミズシ沢の次の分岐、本日十何回目かの現在地同定でようやく確信を持って現在地を把握できた。
ミズシ沢出合のノール状スラブ滝では、沢の下降で懸垂下降しか手段がない場合があることを実感してもらう。そして懸垂練習。
高捲きの仕組み、ルンゼやカンテっぽいところを利用して上昇し、水平移動して滝身に即して、場合によっては懸垂で落ち口に出る。お約束の最後のスラブ滝で3ピッチほどロープを出す。
行動食は山中で食べきってしまった。チョコレートを分ける。今後の検討材料。
バリエーション登山のおもしろさってなんだろう、実際の生の自然と抽象化され記号となった地形図とのあいだにある何かだと思っている。地形図とコンパス、高度計(地形目視)、登攀用具と登攀練習、限界ある自分の頭脳 レーションなどなど VS 千変万化の自然 逆に敗退するときにこそ自然ってすごいなぁなんて感じる。登山は本当におもしろい!
一番の収穫はK寅さんがカメラを向けられるとポーズを決めたがるタイプだと分かったことだ。カメラを向けられると自然にポーズを決めている。これまでのカメラを向けられると自然にポーズを決めてしまう一派とは、T城氏を筆頭にA久氏、O介氏、M中K哉、この4名であり、間違いなく普段からナチュラルにポーズを決めている。K寅さんにカメラを向けたとき、自然とドリフのエンヤーコーラヤーみたいなへんなフリをされて度肝を抜かれた。
徳ちゃん新道を下っているあいだずっと、そのことで頭がいっぱいだった。
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