瑞牆山のカマンボロン岩の「中央洞穴ルート」に登って来ました。
日曜日は、小ヤスリ岩の「花唄小径」というクラッカーには超カンタンらしいけど、私たちには信じられないくらい恐ろしく困難なオフィドゥスを、チョンボだらけでキワドク攀りました。
<中央洞穴>
■1pitch
とんでもなく悪い。汚い。危ない。でも、最後のクラックはステミングとジャミングが決まるので楽しいところです。
■2pitch
大ハング攻略で何度も通ったpitch なので、快適に飛ばしましたが、ツバメ軍団の糞攻撃に苦しめられました。(ここは通常2pitchに分けます。)
■3pitch
M子さんにお願いしたのですが、週5回のフラリラ様なので、絶対にA0しません。カンタンなところも難しく登ってしまいます。
■4pitch
核心です。見た目も恐ろしく、登っても恐ろしい。ハング気味の壁の弱点を突いてジリジリと右斜上します。通常、出口は派手な大股開きで登りますが、M子さんは足が届かず、どうやったか不明ですが、絶叫しながら登って来ました。
■5pitch
M子さんにお願いしたのですが、週5回のインドア様なので、絶対にA0しません。そして、派手に空を飛びました。ピンは20年熟成の錆び錆びハーケンです。奇跡的に無傷でした。2mのランナウトで5mくらい空を飛びました。
■6pitch
人工の練習をしたいというので、M子さんにお願いしたのですが、途中気合でハーケンを打つもグラグラで・・ランナウトして難しいフリーで抜けました。
■7pitch
カンタンな登りで頂上に出ます。
■隣の大面岩との隙間に懸垂して下山。増富温泉に入って、秘密の宴会場で蔘鷄湯とブルーチーズ&ハチミツとスパークリングでちょっと飲み過ぎてしまいました。
<花唄小径>
■アプローチがとても困難なのですが、何故か、呆気なく辿り着きました。途中、巨岩の積み重なる胎内潜りがあって冒険気分♪です。
■1pitch
簡単そうに見えたが、ヤバイ。尖った岩の針の上に立って背伸びして上のガバを取る。カムは効いている。
■2pitch
これが、小ヤスリで最もカンタンだというクラックらしいが、これはクラックではない。ハングした巨大な割れ目です。小川山のレモンのクラックが9ならば、ここはどう見ても13(うそ)です。なのに「7」なんだって。とにかく死に物狂いです。6番のデカカムをプルプル震えながら決めてギリギリチョンチョンで登って、あーも~ダメ~と叫びながら次の3番を決めた直後に下の6番がカチャ~ッ!ストーン!と外れて心臓が止まりそうでした。
■大展望の小ヤスリのピークに立ってお疲れ様の筈ですが、下降のピンが何処にもない。大きな岩に捨て縄を掛けて降りましたが、残置シュリンゲが全くない。果たしてここは何処でしょう?もしかして・・初登?
■植樹公園で冷たい山菜蕎麦と氷で冷した塩キュウリをいただいて、明科の向日葵畑を見学して、富山と埼玉へとそれぞれ帰りました。
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