メンバー:N島L、S藤D、S
使用ギア:50mロープ×1、ハーケン5枚(以上15m大滝登攀時に使用)
行程:林道駐車スペース6:00→6:05檜又谷→7:14前滝沢出合(雪渓処理・檜又谷右岸巻き)→7:40大スラブ沢出合7:55→12:48支稜線(武能岳西尾根)→蓬沢左岸枝沢下降→15:49蓬沢→登山道→16:38林道駐車スペース
みんなの感想)
天気の都合で急遽選択した沢であるが、短い上に「大スラブ」は言い過ぎ。
わざわざ狙ってくる沢じゃないよね。
個人的感想)
晴れた爽やかな秋の日向け。
以下詳細)
檜又谷は一ノ沢出合先と二ノ沢出合先に深い釜を持つ数mの滝があるが、基本ゴーロ歩き。前滝沢出合から先は雪渓で覆われていた。前滝沢からの厚い押出しの上に上がって右岸に渡り、側壁を低く巻いて大スラブ沢出合に出た。
入口に掛る4mF1を越えるとすぐに出てくる15mF2がこの沢の大滝。S子さんが左壁をリードし、50mほぼいっぱいまで出た40mスラブ滝下部でハーケンを打ってビレイ。そのままD介さんリードで40mスラブ滝上部まで登ってロープ登攀終了。
次の5m滝は上部のトラバースでしっかりした支点が取れず、一旦下りて左岸巻き。滝から上のスラブ帯は乾燥した岩登りになるはずだったので、Sはフェルトシューズをクライミングシューズに履き換えた。予想に反して断層帯と呼ばれる所までは濡れたスラブだったが、例え濡れた岩であってもクライミングシューズの威力を認識。
断層帯の上で3つに分かれるスラブの真ん中を選択。やがて草付きスラブに変わり、最後は笹藪漕ぎを少々で武能岳西尾根に出た。1550m付近まで尾根を降りて蓬沢の枝沢を下降。5m程の滝で懸垂をしたが、巻きも可能と思われる。
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