メンバー:H光L、S見、I木、C
9/6 7:45 駐車地点-9:00 メーグリ沢出合-10:10 20m大滝-12:10 10m滝-13:30 天場
9/7 7:00 出発-8:30 稜線-9:45 10m滝上-10:40 大岩下-13:10 本流出合-15:00 15m魚留滝下-16:10 駐車地点
ゴーロ歩きが長い、渓相が地味などの声もありましたが、滝ありナメありゴルジュありで個人的には十分に楽しめました。
なお地形図では東メーグリ沢が西メーグリ沢、西メーグリ沢が赤羽コボラ沢と表記されています。
9/6
定番の「水紀行館」で前夜泊。この日は同業者が大勢いて騒がしかった。一部は3時位まで宴会をやっていたようだ。
5時半起床。6時半水紀行館を出発。矢木沢に架かる橋を越えて2箇所目の駐車スペース(2台程度)に車を止め林道を下る。1時間ほど単調なゴーロを歩くと出合。ぼんやり歩いていると見落としそうな感じ。
20m大滝まではナメの続く箇所もあったがやや倒木が多かった。20m大滝は水流の右をH光さんがリード、次のピッチはブッシュの中をS見さんがリードして滝の上に出た。僕にはリードできる自信はなかったが、H光さんによれば簡単らしい。
大滝の後も同じような渓相が続く。10m滝は遡行図の通り右から巻く。また2箇所ほどヌメる滝がありH光さんにロープを出して頂いた。途中に苔から簾のように水が滴っている場所があって幻想的だった。
上の方はいい天場がないという情報だったので早めに天場を探し始めた。なかなか見つからない。奥の二俣手前の右岸側の支沢を少し入った所に泊まることにした。天場に着いたのは13:30で暇を持て余しそうだなと思っていたが、念入りに整地をして焚き火を囲んでいたらあっという間に夜になってしまった。
9/7
予報通り宵から降り出した雨は明け方まで降り続いた。タープを畳んで出発する頃に雨は丁度上がった(というより雨が上がりそうになったので出発した)。
本流に戻って先へ進むと直ぐに両岸が草付きに変わった。最後の2段5mを越えた後は使えそうな左岸のルンゼを探しながら進み、適当な所で上がる。途中藪の濃いところもあったが稜線まで精々15分ほどなので大したことはない。稜線からは真正面に刃物ヶ崎山が見えなかなかかっこいい。西メーグリ沢へ向けて暫く下ると急な草付きが現れたため、一旦左岸の藪の中をトラバースしてから沢に戻る。
西メーグリは東と似たような雰囲気だが若干明るい気がする。倒木も少ない。沢に降りてから右俣との出合まではあまり印象がなく黙々と下っていく。右俣出合の先は暫くゴルジュが続く。ゴルジュを抜けると広い河原になる。
今年発生したと思われる山抜けの跡があった。15m魚留滝の手前で再びゴルジュに入る。魚留滝は右岸を巻いて2回懸垂下降。下から見るとなかなか迫力のある滝だった。そこからメーグリ沢の出合は目と鼻の先で、昨日歩いたゴーロをとぼとぼ歩いて車に戻った。
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