M中です
一昨昨日の万太郎谷本谷に続いて万太郎谷のオタキノ沢を遡行してまいりました。万太郎下部の核心、オキドウキョウ、一ノ滝を越えて入るこのルート。オタキノ沢に入渓して以降もトイ状クラックの登攀、スラブ滝の連爆、50m大滝の大伽藍、そして天国のツメと実に爽快!充実度はかなりのもんですね。
【メンバー】M中(L)、K池
【タイムスタンプ】
0730 入渓 − 0930-0950 一ノ滝(M中)− 1000 オタキノ沢出合 − 1040-1110 20mトイ状(K池)
− 階段状スラブ滝(一部左岸捲き) − 1220 50m大滝 − 1330 茂倉新道(装備解除)
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毎度の万太郎です。ひとりで遡行すると、滝やゴルジュの手前とかで急に不安になってひとりごとを言い出したりして少しおかしくなりがちですが、今日はK池さんも一緒ですからなんとかなるでしょう。一昨昨日はヤバかった。遡行中、ずっと「まんたろう、まんたろう…」と口にしてました。(声に出して読みたい日本語)
先週はジャバジャバいきましたけど、女性に冷えは禁物。今回はK池さんの希望で捲き。
デトノタキ沢出合をすぎると一ノ滝。宿題だったのでM中が頂いて、20分でセカンド引き上げまで終了。ほぼ歩きですけど一ノ滝を登ったということが大切ですね。
そしてすぐにオタキノ沢出合。一昨昨日間違えたから予習済みです。
さて、今回の核心ですか。20mトイ状。下から0.5、1.0、ハーケン2本で抜けました。
難しくないですが、上に行くと足が細かくなるのでしっかり支点が取れることが必要。この点、上部はカムじゃなくてハーケン打てるところはしっかりハーケン打っていく戦術です。こういう打ち合わせがパートナーとできるととても充実。
トイ状滝から上は、ザ・谷川と言わんばかりの開けたスラブ。登れる滝は登り、巻く場合はクマ笹を利用。
50m大滝。左からスラブ登りする手もあります。我々は大雑把に見えているバンドをジグザグに乗り越えました。
大滝のあとは爽快なスラブをこなし、本流、岩峰のあいだを登ります。ぐっと高度を上げていくので最低3級のフリークライミングは要件。
2箇所ほど微妙な登りをこなすと、あとは天国のツメです。
おつかれさまでした。(M中)
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