火打山スキー縦走 2011/2/11-12

山スキー

■メンバー

L Y田聡、K池M砂美、S藤D介、M平M亮

■タイム

2/11 曇り夕方晴れ
9:50 妙高杉の原スキー場トップ~11:40 三田原山~12:30 黒沢池ヒュッテ~13:20 高谷池ヒュッテ(避難小屋泊)

2/12晴れ~曇り(夕方雪)
6:50 高谷池ヒュッテ~8:30 火打山山頂~11:30 ツインピーク終了~14:00 空沢山~16:00 放山~16:45 シャルマン火打スキー場

 

<一日目>

妙高高原駅の軒先で前泊し、妙高杉ノ原スキー場に向かう。天気は曇り。3連休の後半で天気が崩れるという予報なので、早めにシャルマンに抜ける算段だ。スキー場には自衛隊の方々が真っ白なスキーで滑走訓練に来ていた。

第三高速リフトが9:30から稼働とのことなのでゆるゆる上に上がったが、実際には少し早く動き出したようだ。リフト最終地点から三田原山までは山スキーヤーで賑わっていた。我々は最初に沢状を渡る手前でピットチェック。2箇所掘って片方は弱層無し、もう片方は氷板の層があるが接合は悪くない。メジャールートである三田原山の南西面は、すいた林間で快適そうだった。

三田原山を過ぎるとトレースはないが、外輪山なので迷うことなく、ラッセルも楽だった。黒沢池に滑り込み、茶臼山を上り返す。本日初滑り、なかなか気持ちいい。茶臼山から高谷池ヒュッテに向かう途中、真っ白な兎が横切った。山で兎を見るのは初めて!

高谷池ヒュッテには、テレマークの二人パーティーと同時に13:20到着。一緒に階段の雪下ろしをして2階入口から入る。中は布団も完備され、清潔で快適だ。とりあえずということでリーダーが早速ビールを開ける。まだ14:00前。滑りに行かないの?と逡巡する松平さん、結局一緒に乾杯してしまう。少し呑んだらすぐ眠くなりD介君と私は横になった。

この後少し視界が良くなり、Y田さんとM平さんは火打山の雄姿を眺めに散歩に出たそうだ。また調理の湯気で火災報知器が作動し大音量で警報が鳴るという騒ぎがあったそうだが、全く気づかず熟睡していた。夜は私が不思議鍋を作った。不思議な味だが、美味しい美味しいと絶賛しつつ食す松平さん、すごくいい人だ!!(記:K池)

 

<二日目>

予報は午後から下り坂。昨年同時期に史博さんが火打山頂まで上がっているが、超強風だったと言っていたのを思い出しながら6:50出発。

高谷池を廻り込んで稜線に取りつく。昨日の登りで一箇所クトーがいりそうな部分があったので、最初からクトーをつけて登る。他のみんなも途中でつける。あっさりと火打山山頂につく。風はやや強いぐらいでジャケットがないと寒いレベル。山頂標識のエビのしっぽが1Mぐらいあった。やはりヨネダ、コイケ、D介がそろうと天気がいい。(2回目だけど)M平さんも加わって、DKMYだ。焼山の煙がカッコいい。あそこも登ってみたい。

シールをはずして空沢山に向かって進む。シュカブラ、ギャップで滑りにくいことこの上なしだが、予め想定の範囲内なので、それでも楽しい。一箇所ピークの巻きで板をはずしてトラバースし、そのあとの下りで念の為ロープを出す。M平さんがビレイして、D介、K池の順でクライムダウン。

そのあとは滑降、登り返し、を繰り返しつつ空沢山~放山までのルートファインディングをするが、小尾根が入り組んでいるため、難しい。だんだんガスが発生し、雪も本降りになる。どうしても笹倉側の沢に下りてしまいそうになるところをY田さんのGPSの威力発揮でシャルマンスキー場に入ったが、スキー場内の雪がガリガリで一番滑るのが大変だった。

タクシーで能生(不思議な名前だ)に出て、直江津に移動してから駅前の多七という料理屋で海鮮丼を食べて、妙高に戻る。(記:D介)

 

ぶなの会

ぶなの会

労山(日本勤労者山岳連盟)加盟 ぶなの会の公式HPです。

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

アーカイブ
TOP
CLOSE